不調の原因を探っていたら、手術(日帰り)受けることになった話。
富士ヒルも終わり、少し自分自身を見つめなおしてみることにした。
次のレースが9月の嬬恋キャベツヒルクライムなので、少しは時間に余裕があると思った。
不調を抱えていた原因として、次の3つが考えられた。
①機材面の不調
②体の不調
③トレーニングプランの見直し
①機材面の不調
3月くらいからパワーメーターがおかしかった。watt数がサイコンに表示されない時が頻繁にあった。練習中に突然表示が切れるので、ローラー練など精神衛生的にとても気持ち悪かった。
→長くなるので書かないけど、原因特定して解決
②体の不調
ズバリ言うと、股間のおでき。去年の夏に初めて出来て、治ったりまた復活したり。
ちょうど「おいなりさん」の位置にあって、サドル先端の際に当たるので、おできが大きくなると痛かった。
今年の4月から腫れがなかなか引かないようになってきて、病院に通うことに。病院では、抗生物質と塗薬を処方された。
抗生物質を飲むと腫れが引いて少し良くなるんだけども、完全には治らず。
勿論、富士ヒル前にも薬をもらって対策。しかし、富士ヒル当日の朝のアップのローラーの時も痛かった。(レース中は、アドレナリン出ているので特に気にならず。)
富士ヒル後にこれはそろそろマズイと別の病院を受診。
診断の結果は、粉瘤(アテローム)。自分にできたのは、まだ小さいけれど手術して除去しないと完治しないという話だった。
汗の掻きやすい夏より、秋の方が治りがよいらしく、すぐの手術は勧められなかった。
仕事中や日常生活の範囲では、全く問題ない。けれど家に帰ってローラーにまたがると、どうしても股間の痛みが気になってしまう。
・・・やっぱり手術を受けることに。
色々なホームページをみると、手術とはいっても日帰り可能で、パンチのようなもので小さい穴を開けて中にたまった粉瘤の袋をくり抜いて終了。さらに傷口が小さければ、縫う必要すらもないらしい。
ということで、幾分か精神的ハードルも下がって、粉瘤手術のできる病院を受診。
運よく当日手術をしてもらえることになった。
パンツ脱いで、寝転がって、「タマタマ」の部分を自分で持ち上げてホールド。
で、麻酔を「おいなりさん」の周辺に数か所に打つ。これが痛い。急所の近くだから。
麻酔が効いてくると、お医者さんが取り出したのは、パンチではなくて、なんと普通のメス。そしてハサミ。
(マジかよ!パンチじゃないのかよ!)と思った。
何か言おうかと思ったが、すぐにすっとメスで切れ目を入れられる感触。そして、だらっと血の流れる感触・・・
ここまで来たら、もう我慢するしかない。
あとはハサミでザクザク切っていくw
ハサミが終わると、長い針と糸が出てきて、ブスブスっと針が刺さる感覚。
目をつぶって我慢。麻酔がなかったら、こちらも絶叫もん。
ここで、お医者さんが、「デンメス持ってきて」とナースさんに指示。
デンメス?電気メスのことらしい。
「鼠径部で通っている血管が多くて、血が止まらないから、ちょっと傷口を焼くね」と。
(おおうw
電気メス(通称デンメス)は麻酔に関係なく、バチっと電気で来るので、これもなかなかの鋭い痛み。
歯を食いしばってまた我慢。
その後、5針縫って終了。切り取ったモノも見せてもらったが、気持ちが悪かった。
施術にかかった料金は、保険適用で1万3000円ほど。近所の病院だったので、2㎞程歩いて帰ったけど、歩くのが辛いレベルで、車で迎えに来てもらえばよかったと後悔。
正直こんなに痛いと思わなかった。次の日からローラーでもやってやろうかと考えていたけど、すぐにその考えもなくなった。
その後、傷口の消毒に通う事、4回。自転車に乗らなくとも歩くだけで傷口にテンションがかかるらしく、一週間経っても、出血が治まらなかった。
会社に行ったらなぜかトランクスが真っ赤になっていた日も。
結局、抜糸は2週間かかってしまった。その間、自転車乗車時間は0分。(様子見にちょこっと回したくらい)こんなに乗らなかったのは、2015年に今のバイク買って初めてだと思う。
2016年に落車して鎖骨折った時も、手術が無かったので、普通に練習していたし。
一年近く悩んでいたおできも、結局手術で決着。栗村さんのコラム見て、サドル変えたり、レーパン変えたりしてみたけど、それほど効果はなかったな。
体質によるところがあるらしく、粉瘤が出来る人は、立て続けにできるらしい。
また出来たときのことを考えると戦々恐々だけど、次も手術するならシーズンオフの方がいいかな。
③のトレーニング見直しはこれから。2週間も空くと自転車乗るのも違和感出る。